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どーも、りけーこっとんです。
データサイエンティストを目指しているあなた!
「何から勉強したら良いの?」
「どんな資格から取れば良いの?」
こんな疑問・不安を持ってはいませんか?
データサイエンティストを目指す人が、始めに取るオススメの資格の一つとして「G検定」があります。
ところで、皆さんは「G検定」ってご存じでしょうか?
データサイエンティストを目指したいという、この記事を読んでいるような方は、聞いたことぐらいならあるかもしれません。
一方で「そんなの聞いたこともないよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は「G検定」を聞いたことがある方にも無い方にも、資格の概要が分かるように説明していきます。
りけーこっとんも実際に勉強中の資格です。
G検定からの勉強を始めて、データサイエンティストを目指していきましょう!
G検定とは?
G検定とはざっくり言うと「ビジネスにAIを利用するために、AI関連の基礎知識を一通り持ってるか?」を問われる試験です。
公式HPには以下のように書かれていますね。
「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」
出典:一般社団法人 日本ディープラーニング協会 G検定とは
この文章を砕いて表現したのが、赤文字の部分です。
資格を出しているのは「一般社団法人 ディープラーニング協会」。
他にも「E資格」という資格も出しています。
どういう協会なのかというと「ディープラーニング技術で日本の産業競争力を上げよう!」が目的の企業や有識者が集まった団体のようです。
正会員企業には「Aidemy」「AVILEN」など33企業。
賛助会員企業には「ファーウェイ」「デロイト トーマツ コンサルティング」「ベイカレント・コンサルティング」などがいるようです。
どういう協会か詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ。
では、具体的な試験内容はどうなっているのでしょうか?
難易度・受験費用・合格ラインは?
まとめると以下の通り。
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 一般:13,200円(税込み) 学生:5,500円(税込み) |
合格ライン | 約66%(2022年11月試験時) |
なお個人で受験日から二年以内に二回目を受けるとなると、半額になるようです。
(一般:6,600円、学生:2,750円)
受験資格には制限がないので、誰でも受けられますね。
受験費用は個人的に若干高めかな、と思いました。
学生料金が用意されているので、学生の方であればお得に受験できます。
一般の方がG検定取得を目指すなら、一発合格を目指したいところですね。
合格ラインは最新の情報では66%とされています。
難易度は、よく比較される「DS検定」「ITパスポート」と比べてみましょう。
G検定:約66%(2022年11月試験時)
DS検定:約50%(2022年6月試験時)
ITパスポート:50%前後
この数字だけを見ると、他の2試験よりは難易度が低いと言えそうです。
試験時間・問題数は?
まとめると以下の通り。
試験時間 | 120分 |
問題数 | 220問程度(多肢選択式) |
実施形式 | オンライン受験 |
試験時間に対してほぼ倍の問題数がありますね…
オンライン受験なので、google検索も使えないことはありません。
しかし、一問に対して30秒程度で答えていかなければならないですよね。
合格のためには、用語を暗記してすぐに答えられるようになっておくことが、間違いないでしょう。
G検定の出題範囲
では具体的なG検定の出題範囲を見ていきましょう。
シラバスをまとめると、以下の三つ。
1.AIとは、AIの歴史
2.機械学習、ディープラーニングの手法
3.ディープラーニングの社会実装
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
AIとは・AIの歴史
この範囲は「AIの歴史とAIって何か説明できる?」かを問われるかと。
キーワードとしては以下のようなものが挙げられます。
・AIの定義
・AI研究の歴史
・第一次~第三次AIブーム
これらのキーワードを基点として、たくさん(ほんとにたくさん)の単語が出てきます。
これらの細かい単語が分かっているか、どういう流れなのかなど、様々な聞かれ方をするでしょう。
AIの歴史の流れ、定義、第一次~第三次ブームで何が起こったのかを理解しておくことが重要です。
機械学習・ディープラーニングの手法
この範囲は「機械学習とディープラーニングの手法説明できる?」が問われるかと思われます。
キーワードとしては以下の三つ。
・教師あり、なし学習
・強化学習
・ニューラルネットワーク
正直、これ以外の手法も大量にあります。
キーワードもたくさん出てくるところなので、一番勉強時間を要する範囲かもしれません。
どの名前の手法が、どういった場面で使われるのかや、簡単な原理は覚えておいた方が良いでしょう。
ディープラーニングの社会実装
ここでは「実際のビジネスの現場でAIを使うために必要な知識」が問われるでしょう。
具体的なキーワードは以下の三つ。
・AIによる課題解決、利益創出
・AIプロジェクトの進め方
・法の順守
AIについて知っているだけでは、何の役にも立ちません。
ビジネスに活かしてこそ、価値を持ちますよね。
実際のビジネス現場において、プロジェクトはどう進めるのか、法律はどのようなものがあるのか、は必須の知識になると思います。
実際にビジネスに活かしてこその、知識。
一番苦手とする人が多いかもしれない範囲ですね。
G検定の勉強法
めっちゃ覚えることあるじゃん…
こんな風に思った方はいないでしょうか?
知識0から始めたりけーこっとん的には絶望を感じています。
そこで、効率の良い勉強法はないか探してみると、以下の三つが見つけられましたよ。
・webで勉強する
・本で勉強する
・マインドマップにまとめる(チートシート作成)
・このサイト(ひよっこDS)で勉強する
webで勉強する
これは一番お金がかからない勉強法だと思います。
具体的にはこんな感じ。
1.「DIVE INTO EXAM」で無料のweb試験を受ける
2.試験結果を見て、できなかった部分から単語を説明できるようにする
3.さらに分からないキーワードはweb検索しながら、語彙・知識を広げていく
4.2と3を4~5週位やる
「DIVE INTO EXAM」はG検定の模擬試験を無料で受けられるサイトです。
なんと複数回受けたら、きちんと違う問題が出題されるよう。
以下にリンクを張っておきますので、気になる方は試してみてください。
この勉強法の良いところは、お金がかからないところでしょう。
web試験は無料でできますし、分からない単語はweb検索で調べるので無料。
お金をなるべくかけたくない方は、この方法が一番良いでしょう。
悪いところは、試験範囲の知識を網羅的に得られない可能性があることですかね。
無料の模擬試験がどれくらいの精度なのかも分かりません。
さらに模擬試験を基点に、自分で調べていくことになるので、どうしても知識に偏りが出てしまう可能性はあるでしょう。
G検定の本で勉強する
確実に合格を目指したい方は、この方法が良いかもしれしれません。
なぜなら自分でまとめなくても、体系的にまとまっていて覚えやすいため。
さらに、公式の問題集やテキストであれば、試験範囲の漏れの心配も無いでしょう。
ただ知識量が多いので、なかなか分厚いテキストや問題集になっているようです。
AIやディープラーニングに関しては、技術の進歩・変化が激しいので、最新のテキストや問題集を買うのが良いでしょう。
公式テキストはこちら。
公式の問題集はこちら。
この方法のデメリットは、本の価格が高い、ということでしょう。
G検定の受験料も安くはないので、お金をかけずにやりたい方は「webで勉強する」「マインドマップにまとめる」の方法をオススメします。
マインドマップにまとめる(チートシート作成)
上記二つの方法が、知識のインプット法だったことに対して、これはアウトプット法に近いかもしれません。
今までで知った知識をマインドマップにまとめることで、構造的に理解できるようになります。
マインドマップがどういうものかを知らない方は以下の画像のような形です。
まず大トピック(この図だと”G検定”)があって、その下に小トピック(“人工知能とは””人工知能をめぐる動向”など)を書いていくことを繰り返していきます。
大事なのは、小トピックは必ず大トピックに含まれている形にすること。
そうすることで「このキーワードの中にこんな種類のキーワードがあって…」と構造的に理解しやすくなりますよね。
さらに、一度覚えた知識をアウトプットしているので知識の定着に繋がります。
このサイト(ひよっこDS)で勉強する
最後は宣伝ですw
G検定の「詳細キーワード」を全てまとめたカンペを以下の記事で公開しています。
また1から順に勉強したい方は、シラバスに従って範囲ごとにブログがまとまっています。
こちらは非常に長いですが、より詳しく、関連キーワードまで解説していますので、ぜひご覧ください。
G検定の範囲を1から解説した記事は以下のリンクから!
https://rike-kotton.com/category/%e3%81%8a%e5%8b%89%e5%bc%b7/g%e6%a4%9c%e5%ae%9a/page/6/
G検定は意味ない?
巷では、「G検定は意味ない!」という声もあるようです。
こんな意見を聞くと、受験に意味があるのかな?と不安になってしまいますよね。
そこで難易度・受験者数の観点から、意味ないと言えるのか考えてみたいと思います。
G検定の難易度
難易度が低すぎると「試験として意味ある?」となってしまいます。
そこで前述にもありますが、よく比較される「DS検定」「ITパスポート」と比べてみましょう。
G検定:約66%(2022年11月試験時)
DS検定:約50%(2022年6月試験時)
ITパスポート:50%前後
この数字だけを見ると、他の2試験よりは難易度が低いと言えそうです。
手軽に受けられる反面、合格者は多そうですね。
G検定の受験者数
G検定の受験者数はどうでしょうか。
公式サイトにこんなデータがありました。
受験者数がうなぎ上りですね。
昨今のAIブームなどもあって、受験者数は増加傾向のようです。
このことから「知名度は上がりつつあり、人気もある」と言えるのではないでしょうか。
AIブームの状況を見ても、今後さらに需要が増える可能性もありますね。
ちなみに「DS検定」「ITパスポート」の受験者数はこんな感じ。
ITパスポート:103,812名
DS検定:約2900名
ITパスポートの知名度には、さすがにまだまだ勝てませんね…
まとめ
今回はG検定とは、どんな資格なのかについて書いてきました。
まとめると
・G検定とは「AIやディープラーニングの知識を幅広く持っているか?」を問う試験である
・出題範囲はAIの「歴史・手法・社会実装に関して」である
・勉強法は「web・公式本」がオススメ
といった感じでしょうか。
問題数が多く、覚える知識量も膨大なG検定。
しかし、G検定を取ることで「AIの知識をビジネスに活かす最低限の知識は持ってますよ」というアピールにはなるかと。
終身雇用が崩壊し、転職も当たり前となっています。
その転職市場で資格を持っていることは「一つの成果」だと思っています。
「実務に活かせないと意味が無い」というのもそうなのですが、新卒・初心者から目指すなら、まずは網羅的・全般的に知識を学んでいきましょう。
りけーこっとんも頑張ります。
ではまた~。
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