小学生のお子さんを持つお母さん、こんな悩みはありませんか?
実は、今流行している「スイカゲーム」は、ただの暇つぶしゲームではありません。
スクラッチ(Scratch)で再現されたスイカゲームに触れることは、お子さんの「論理的思考力」や「物理の知識」を育てる絶好のチャンスなんです。
この記事では、無料で遊べるおすすめ作品の紹介はもちろん、「ゲームを消費する側」から「創造する側(クリエイター)」へステップアップするための方法を、ITに詳しくない保護者の方にも分かりやすく解説します。
本家で遊ぶなら以下のリンクからどうぞ!
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目次
まずは体験!スクラッチで遊べる「無料版スイカゲーム」3選
Switch版は有料ですが、世界中のクリエイターが作ったスクラッチ版なら無料で遊べます。
まずは「どんな仕組みなのか」をお子さんと一緒に遊んで体験してみましょう。
※スクラッチはNHKの番組でも扱われている、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した安全な教育用プログラミング言語です。
以下のリンク(青い文字)から、スイカゲームを遊ぶ画面まで飛べるため、早速遊んでみることが可能!
緑の旗ボタンで、この記事内ですぐに遊ぶことも可能です。
① 再現度No.1!本家そっくりの操作感
online!!スイカゲーム /suika-game/watermelon game (SMEcreater様作)
まずはスイカゲームの再現度が高いものから。基本的にPCで動かす仕様になっています。
フルーツの落ちるスピードや、ぶつかった時のポヨンとした動き(物理演算)が非常にリアルです。
操作方法: マウスで位置を決めて、スペースキー(またはクリック)で落とす
キャラクターの再現度も果物の落下の挙動なども自然で、やっていてすごく楽しいです!
② 世界記録に挑戦!スコアアタック向け
Suika Game / スイカゲーム (-SolarCode-様作)
こちらも再現度が非常に高いゲーム。
ランキング機能がついている場合もあり、「もっと高い点数を取りたい!」という向上心を刺激します。
操作方法:左クリックを押し続けると果物を落とす位置を移動。左クリックを話すと果物を落とす。
世界記録などもあるので、1位目指して頑張ってみたいものですね!
③ 再現度No.1!本家そっくりの操作感
スイカゲーム (horiyouta様作)
スクラッチ上の多くのスイカゲームの元になっている作品です。
プログラムの中身(コード)がとても整理されており、後述する「作り方」を学ぶ際の教科書としても最適です。
操作方法:マウスで落とす位置を決めて、クリックすると果物を落とす。
プログラムを1から作っており、様々なゲームの原作にされるほど完成度の高いものです!
なぜ「スイカゲーム」がプログラミング教育に最適なのか?
ここが一番重要なポイントです。
ただ遊ばせるだけでなく、「この動き、どうやってプログラムしてると思う?」と問いかけるだけで、遊びが「学び」に変わります。
スイカゲームには、プログラミングや算数・理科の重要な要素が詰まっています。
学べる要素①:物理演算(Physics)
フルーツが落ちるのは「重力」、ぶつかって転がるのは「摩擦」や「衝突判定」のプログラムが動いているからです。
「なぜボールは跳ねるのか?」をコードで記述することは、高校物理の先取り学習になります。
学べる要素②:条件分岐(if 〇〇 else)
- (if)もしサクランボ同士がぶつかったら
- (〇〇)新しいフルーツであるイチゴに変わる
- (else)そうでなければ、ただ転がる/跳ねる
この「もし~なら(If-Then)」という考え方は、プログラミング的思考の基礎中の基礎です。
学べる要素③:確率と改造(Mod)
「次はどのフルーツが出るか?」は乱数(サイコロ)で決まっています。
「柿しか出ないようにしたい!」という改造は、確率のコントロールを学ぶ入り口になります。
「作りたい!」と言われたら?子供の好奇心を伸ばすロードマップ
お子さんが「自分もこういうゲームを作ってみたい」と言ったら、それは将来のエンジニアへの第一歩です。
レベルに合わせて、以下のステップで学習をサポートしてあげましょう。
- STEP 1:既存のゲームを「改造(リミックス)」してみる
- STEP 2:ゼロから作ってみる(本格プログラミング)
- STEP 3:スクールで本格的に学ぶ
STEP 1:既存のゲームを「改造(リミックス)」してみる
ゼロから作るのは難しくても、数字を書き換えるだけなら簡単です。
- 柿だけモード: 落ちてくるフルーツを全て「柿」にする。
- チート機能: フルーツが合体しやすくする。
- 逆スイカ: 最初からスイカで、だんだん小さくなる。
これらは「ズル」ではなく、プログラムのパラメータ調整という立派な学習です。
【初心者向け】スクラッチ「スイカゲーム」を改造してみよう!柿だけモードの作り方(鋭意作成中)
STEP 2:ゼロから作ってみる(本格プログラミング)
物理演算を一から組むのは少し難しいですが、挑戦する価値は十分あり!
- 変数の使い方(落下速度、フルーツの番号)
- クローン機能(同じフルーツをたくさん出す)
- 当たり判定(フルーツ同士の距離を測る数学)
これらを理解できれば、スクラッチ卒業レベルの実力がつきます。
「流石に難しい…」そんな時は次のステップに進みましょう!
【図解】スクラッチで「スイカゲーム」を作る方法!物理演算のコードを解説(鋭意作成中)
STEP 3:スクールで本格的に学ぶ
「独学だと難しくて挫折しそう…」という場合は、プロの講師に教えてもらうのが一番の近道です。
特にスイカゲームのような複雑なゲームを作りたい子は、Tech Kids SchoolやLITALICOワンダーのような、クリエイティビティを重視するスクールと相性が抜群です。
| 教室名 | 特徴 | こんな子にオススメ! |
| Tech Kids School | 本格的なアプリ開発まで学べる | 将来プログラマーになりたい子 |
| LITALICOワンダー | 自由度が高く、個性を伸ばす | 自分の作りたいゲームがある子 |
| QUREO | ゲーム感覚で基礎から学べる | まずは楽しく始めたい子 |
ママへのアドバイス
多くのスクールでは無料体験を行っています。
「スイカゲームみたいなのを作りたい!」と相談すれば、お子さんに合ったカリキュラムを提案してくれますよ。
「動きが重い…カクカクする…」そんな時の対処法
スクラッチでスイカゲームを遊んだり作ったりしていると、「動きが遅い(ラグい)」という問題によく直面します。
これは、たくさんのフルーツ(クローン)がぶつかり合う計算処理に、パソコンの性能が追いついていないことが原因です。
特に、学校で配られたタブレットや、数年前の古いノートパソコンでは、物理演算の処理が厳しい場合があります。
もし、お子さんが本格的にプログラミング学習を始めるなら、以下のスペックを目安にPC環境を見直すことをおすすめします。
- CPU: Core i5 または Ryzen 5 以上(ここが人で言う頭の良さ!)
- メモリ: 8GB以上(16GBあると安心)
- タイプ: キーボード入力ができるノートパソコン
「とりあえず安いやつ」を買うと、すぐ動かなくなって買い直すことになりかねません。
初期投資はかかりますが、快適な環境は子供の集中力を劇的に高めます。
スクラッチが重い!子供のプログラミング学習に推奨するPCスペックとおすすめモデル(鋭意作成中)
まとめ:ゲームは「禁止」するより「活用」しよう
スイカゲームは、一見単純なパズルゲームですが、その裏側には物理法則と論理が詰まっています。
- まずは親子で遊んでみる。
- 「どうやって動いてるの?」と興味を持たせる。
- 簡単な改造からプログラミングに触れさせる。
- 必要ならスクールやPCで環境を整える。
このステップを踏むことで、お子さんの「ゲーム熱」は「学習意欲」へと変わります。
さあ、今日からお子さんと一緒に、スクラッチの世界で「作る楽しさ」を体験してみませんか?
※本記事に関する画像はAIを用いて作成していることがあります



