【DATA Saber Ord4】「DATA Platform」が教える本当のデータ民主化とは
DATA Saberプログラムに挑戦中のApprenticeの皆さん、本当にお疲れ様です!
現在りけーこっとんは、絶賛Tableau Data Saberプログラムに挑戦中です。
今回はDATA Saber Ord4の試験内容である「DATA Platform」について経験したこと、学んだことをシェアします。
Ord1からOrd3を経て、Tableauでデータをビジュアル化するクリエイティブな楽しさというものに魅了されていました。
しかし、Ord4に入った途端、私は再び壁にぶつかりました。
実は私、Ord4のテストを受ける前は「プラットフォームに関する1本目の動画だけ見ていればいい」と思い込んでいたんです。
意気揚々とテストに挑んだものの、
と画面の前でフリーズ。
よくよく調べてみると、なんと関連動画が他に2本もあり、合計で約2時間半ものボリュームだったことが判明したのです。
今回紹介するコンテンツは「Tableau Data Saber」という資格に直結しています。
Data Saberの資格が気になっている人は以下の記事も参考にしてみてください!
目次
1本目の動画だけでは見えなかった「プラットフォーム」の意義
最初は「1本目の動画を見ただけでテストは解けるだろう」と思っていました。
しかし実際には全く解けず、結局残りの2本の動画も見ることになりました。
追加の動画の長さに最初は戸惑いましたが、実際にその2本も見てみたら、1本目の動画だけでは見えなかった「プラットフォーム」の本当の意義に気づかされました。
1本目を見た段階では単なる概念の説明に聞こえていたものが、2本目の動画でKTさんの泥臭い実体験を聞いて、状況は一変します。
「数字が合わない」「誰も見てくれない」といった、実体験による現場のリアルな課題として強烈に腑に落ちたのです。
さらに3本目の動画を見ることで、未来のTableauがData Platformとしてどうあろうとしているのか、というビジョンがはっきりと分かりました。
ビジュアルアナリティクスのサイクルを用いて、データを扱う人の仕事は「Creator, Explorer, Viewer」の3つに分かれるという解説を聞いたときの納得感は凄まじかったです。
全員がダッシュボードを作れるようになる必要はなく、「目指すべき組織の在り方として、役割は違っても全員が『同じ土台(Data Platform)』の上に立っている前提が、データを扱う上で極めて重要なんだ」と深く理解することができました。
「Data Platform」で学んだこと
動画の内容に沿って、私がどのような気づきを得たのかを具体的に振り返ってみます。
① なぜData Platformが大事なのか
動画の序盤では、なぜ私たちがわざわざサーバー(プラットフォーム)を用意しなければならないのかが語られます。
企業の中で頻発するのが、部署ごとにデータが隔離されてしまう「データサイロ化」です。営業部は営業部のExcel、経理部は経理部のシステム……とバラバラになっている状態。
「迷ったらここを見ろ!ここにあるデータが絶対に正しくて最新だ!」という、組織全員が信頼できるたった一つのデータの置き場所を作ることが重要です。
これは、小学生以下のお子さんをお持ちの親御さんなら「おもちゃの片付け」に例えると分かりやすいです。
子どもが1人で遊んでいる時は、適当な箱におもちゃを突っ込んでおいても、本人が分かっていれば成立します(個人戦のダッシュボード)。
しかし、兄弟などと一緒に遊ぶようになると、「レゴは青い箱」「トミカは赤い引き出し」という全員共通のルールと、それを収める頑丈な棚(プラットフォーム)がないと、リビングは一瞬でカオスになります。
「使ったものは必ず元の場所に戻す」というガバナンスが効いていなければ、次に遊ぶ人が困ってしまいますよね。
組織のデータ活用も全く同じで、みんなが同じデータを信じて議論できる「場所」を作ることが、Data Platformの最大の目的なのです。
② KTさんの実体験から学ぶ現場のリアル
動画の中で特に私の心に刺さったのが、KTさんご自身の過去の経験談でした。
- 「アンケート結果が紙で管理されており、共通の『事実』として数字を語り合える土台がない」
- 「データが自動更新されず、手作業で集計し直す必要が生じるタイムラグや手間」
- 「一生懸命レポートを作っても、誰も見てくれない、信じてくれない」
そんな泥臭くて苦しい現場のリアルな話を聞き、「ああ、これは私も日々の仕事で直面したり聞いたりしている『あの面倒くさいやり取り』をなくすための話なんだ」と強烈に共感しました。
特に印象に残ったのは以下の三つの教訓です。
- データを分かるように見せれば、人を動かすことができる
- 自動化できる作業を手作業にすると廃れる
- データは見られるほど美しくなる
この話を聞くことで、「あ、この動画は過去の経験から教訓を見せるための動画だったんだ」と疑問を見事に吹き飛ばしてくれました。
③ 3つの役割とビジュアルアナリティクスのサイクル
そして、動画の終盤で語られる「ビジュアルアナリティクスのサイクル」と「3つの役割」の話が、私の視座を引き上げてくれました。
データを扱う仕事は、大きく分けて以下の3つ(Creator, Explorer, Viewer)に分かれます。
- Creator(作る人):
データソースに接続し、ダッシュボードという「土台」を作り上げる人。 - Explorer(探索する人):
Creatorが作った土台(Web上のダッシュボード)にアクセスし、自ら問いを立ててデータを深掘りし、インサイトを見つける人。 - Viewer(見る人):
完成されたダッシュボードを見て、現状を把握し、ビジネスの意思決定を下す人。
Ord1からOrd3まで、私は必死に「Creator」になるためのスキルを磨いてきました。
もちろんダッシュボード作成などを行う人は「Creator」になるためのスキルが重要ですが、実際のビジネスの現場では、全員が高度なスキルを持つCreatorになる必要はないのです。
営業の現場で走り回っている人(Viewer)や、事業戦略を練るマネージャー(Explorer)が、Tableau Desktopの複雑な操作を覚える必要はありません。
重要なのは、「役割は違っても、全員が『同じ土台(Data Platform)』の上に立っている」という大前提を作ることです。
Tableauでの可視化の前に、AIやデータの基礎知識を体系的に学びたい方には資格学習もおすすめです。
私が業務に活かすために取得した「G検定」や「DS検定」の勉強法は以下の記事で解説しています。
「全員が同じ土台に立つ」ことの本当の意味
「全員が同じ土台の上に立っている前提が、データを扱う上で極めて重要である」
これが、動画から私が受け取った、最大のメッセージです。
どんなに優秀なCreatorが美しいダッシュボードを作っても、ExplorerやViewerが「そのデータは正しいのか?」と疑っていたり、どこにアクセスすれば見られるのか分からなかったりすれば、組織は動きません。
- ガバナンス(ルールや権限の管理)がしっかり効いていて、情報漏洩のリスクなく安全にデータを見られること。
- 単一の真実の情報源として、誰もが「ここを見れば間違いない」と信じられる場所があること。
この環境(プラットフォーム)が整って初めて、Viewerは自信を持ってビジネスの決断を下し、Explorerは自由にデータを探索し、Creatorはより高度な課題解決に集中できるようになります。
「自分が良いものを作る」という個人の視点から、「組織の全員がそれぞれの役割を果たせる、安全で共通の土台を作る」という組織の視点へ。
Ord4の壁にぶつかったことで、私のビジネス視座は確実に一段階上のレベルへと引き上げられたように思います。
泥臭い学びの価値
今、私はこのOrd4で感じた「動画の長さに戸惑ったこと」、そして「動画を見て視座が上がった瞬間の気づき」そのものが、価値のあるコンテンツだと感じています。
完成された成功体験だけを語るのではなく、もがきながら学んでいく「過程(プロセス)」を共有していくこと。
これこそが私のブログでも大事にしていることでもあり、このAIの時代に重要なことではないかと思います。
AIが発達し、いとも簡単に「答え」を出してくれる現代。
だからこそ、「答えそのもの」よりも「そこに行き着くまでの過程」に学習の本質があると感じています。
これは、子どもたちのプログラミング教育などにも通じる話です。
エラーと向き合う「忍耐力」や、自ら考えて試行錯誤する「仮説検証のサイクル」を身につけることこそが、すべての学習の基礎として重要視されていますよね。
それは、私たち大人にとっても全く同じです。
私と同じように、Ord4の膨大な動画と抽象的な概念に頭を抱えているApprenticeの皆さんも、ぜひこの「悩んでいるプロセス」自体を楽しんでみてください。
ここで苦しみながらも、自ら本質を理解しようと向き合った経験は、これからのAI時代を生き抜くための最強の武器になります。
この記録が、皆さんの学習の参考や、少しでも励みになれば幸いです。
おわりに
DATA Saber Ord4は、ただのIT用語の暗記テストではありません。
「データを使って、どうやって人を動かし、組織を動かすのか?」という、壮大なプラットフォーム戦略の入り口です。
全員がCreatorになる必要はありません。
しかし、全員が同じ土台の上に立ち、同じ真実を見て議論できる環境を作ること。
それこそが「本当のデータ民主化」です。
個人戦の楽しさを知った私たちなら、組織戦のダイナミズムも必ず楽しめるようになります。
ダッシュボード職人を卒業し、データプラットフォームという名の「みんなが安心して働ける共通の土台」を創り上げるために。
子育てをしながら、仕事をしながらの挑戦は決して楽ではありませんが、この視座の高まりを楽しみながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
私もブログを通じて、この挑戦のプロセスを発信し続けます。一緒にこの大きな壁を乗り越え、DATA Saberへの道を駆け抜けていきましょう!
本サイトではお子さんのためのプログラミングに関する情報発信も行っています。
ぜひ参考にしてみてください。


